最終実習・60分

分からない条件をAIで調べ、AGC公式ソフトで計算する

最初から答えは見ません。物件名と限られた情報だけを使い、ChatGPTに一つずつ案内させながら、全員で同じ入力条件へたどり着きます。

このページのゴール

ChatGPTに操作を案内させ、建物条件を調べ、答え合わせ後にAGC公式ソフトで一般部と隅角部を計算する。

答えは先に見ません

受講者全員が、同じ質問をChatGPTへ入力し、自分で調べた結果を出してから答え合わせをします。AIに耐風圧計算そのものは任せません。

今回やること

マロニエゲート銀座3を題材に進めます

最初に分かっている情報

物件名マロニエゲート銀座3 所在地東京都中央区 支持条件4辺支持 ガラス寸法W1017×H1277mm 地上高さ1m ガラス品種強化ガラス 候補PT5・PT6・PT8

建物高さ・建物短辺・隅角幅は、まだ分からない状態から始めます。

1. ChatGPTを「操作案内役」にする

最初に、次の文章をChatGPTへ送ります。ChatGPTから一度に全部説明させず、受講者が「できました」と返すたびに、次の操作を一つだけ案内させます。

これから、AGC Glass Plazaのガラス耐風圧計算を初めて使います。 私はパソコン操作に慣れていません。次の流れを、一度に全部説明せず、必ず一つの操作ずつ案内してください。 1. GoogleでAGCのガラス強度計算ページを探す 2. AGC Glass Plazaの会員登録をする 3. 登録メールを開く 4. メールの承認リンクを押す 5. AGCへログインする 6. 計算に必要な建物条件を調べる 7. AGCの入力画面へ条件を入れる 8. 一般部と隅角部を計算する 9. 結果をPDFで保存する 私が「できました」と返したら、次の操作を一つだけ説明してください。 画面の表示が想定と違う場合は、勝手に決めず、画面に何が表示されているか質問してください。 まず、GoogleでAGCの公式ページを探すところから案内してください。

2. 分からない建物条件をChatGPTに調べさせる

AGCへログインできたら、次の質問を同じChatGPTの会話へ送ります。

マロニエゲート銀座3について、AGCのガラス耐風圧計算に入力するため、次の数値を調べてください。 ・建物高さ[m] ・建物短辺[m] ・隅角幅[m] 正式な寸法が分からない項目は、公開情報や建物形状から妥当な概算値を出してください。 確定情報と推定値を分けて説明してください。 最後に、AGCへ入力する数値だけを3行でまとめてください。

3. 自分が調べた結果を記入する

ChatGPTが出した数値を、そのまま答え合わせせずに記入します。

講師の合図で答え合わせを開く
建物高さ27.1m 建物短辺19m 隅角幅1.9m

答えの扱い

建物高さは公開情報を基準に確認します。建物短辺と隅角幅は、公開情報や建物形状から出した講習用の概算値です。講習では全員、この3つの共通値をAGCへ入力します。

4. 答え合わせ後、ChatGPTにAGC入力を一つずつ案内させる

答え合わせが終わったら、次の文章を同じ会話へ送ります。

答え合わせが終わりました。これからAGCの耐風圧計算画面へ、次の共通条件を入力します。 ・所在地:東京都中央区 ・建物高さ:27.1m ・建物短辺:19m ・隅角幅:1.9m ・支持条件:4辺支持 ・ガラス寸法:W1017×H1277mm ・地上高さ:1m ・ガラス品種:強化ガラス ・候補:PT5、PT6、PT8 一度に全部説明せず、画面へ入力する項目を一つずつ案内してください。 私が「できました」と返したら次へ進んでください。 一般部と隅角部を分け、PT5・PT6・PT8をそれぞれ計算するところまで案内してください。 画面の項目名が違う場合は、私に画面の表示を確認してください。

5. AGC公式ソフトで計算し、結果をPDF保存する

6. 保存したPDFをChatGPTへ添付して整理する

添付したAGCの耐風圧計算結果PDFを整理してください。 ・入力条件 ・一般部と隅角部 ・PT5、PT6、PT8 ・それぞれの判定 ・注意事項 以上を見やすい比較表にしてください。 PDFに書かれていない内容は推測せず「要確認」としてください。 採用するガラスは決定せず、計算結果の整理だけを行ってください。

調査、案内、結果整理にはChatGPTを使います。耐風圧の最終計算はAGC公式ソフトで行い、入力条件と結果PDFを人が確認します。